決算対策という医療機器メーカーの営業?

3月になると電化製品やさまざまな物が決算対策という名のもとに処分価格などどいう言葉で表示され店頭に並ぶ。医療機器も同様に決算対策といって毎年キャンペーンを行うメーカーもある。

3月初めに会社の決算対策と医療機器メーカーの営業担当者が来した。展示品やデモ品と新製品を合わせて購入すれば、より以上に割引をするのでお買い得ですよと営業をかけてきた。

医療機関側にとっても特に損をするような話ではない。医療機関の場合、決算だからと言って医療機器を購入するケースはない。必要な医療機器は当然決算対策など待つこともなく購入をする。また決算対策にどのような医療機器が安く買えるかなんてまったく予想つかない。

当初は「1週間以内で決めることが条件です」と念を押される。絶対に必要でない医療機器だからこそ簡単に購入するとは言えない。「1週間では決められない。」と返事をすると「3月末までであれば待ちます。」と話が変わる。なんとか売りたくてしょうがないという感じがにじみ出る。

医療機器でこのような営業、何か変だな?と感じたので展示品は何回展示に利用したのと聞くと「わかりません。たぶん2-3回だと思います。」とのこと。医療機器であるからこそちゃんと使用に関する履歴があるはずだ。いつからデモ品として利用しどの程度使用したかなど????

さらに担当者が「新品同様の再生品です。」という。新品同様の再生品?????再生品である以上何が新品同様なのだろうか車の新古車と医療機器を同様にしてもらっては困る?ますます怪しく感じてしまう。

「いつ工場でどのように再生したの?」と聞くと正確な返事が返ってこない。

後日確認してもらい購入手続きに入ると、「リースするのであればできれば系列のリース会社でお願いします。現金購入なら通常の保証期間1年が3年になり保証(保守)料金が得になります。」という。リース会社を通しても現金でお金が医療機器会社に入る。現金とリース購入で保証(保守)料金が異なるなんて医療機器メーカーがやるようなキャンペーンかな?なんて思うのも当然といえる。

美味しく見せて、うまく購入させる方向へ近づくと一つ、一つ条件を出してくる。このようなずる賢い担当者は、利用してないけない。このような営業方法を指導しているのは誰もが知っている大手医療機器メーカーである。

よく考えてみることが必要である!本当に得したのかどうか、その前に美味しいと見せられて無駄なものを購入してはいけません。

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