開業後の社保個別指導について

開業後には各都道府県において開業後1年以内に個別指導又は集団指導が実施される。集団指導については個々にカルテをチェックされることはないが個別指導場合は個々のカルテの内容や領収書等についてチェックされることとなる。某県では審査員と県の保健指導担当医者の立会いの下指導が実施される。必要な書類やカルテについてはあらかじめ連絡されるが指導していく中で特に問題がなければ確認されることもない書類もある。特に下記の点については少なくとも日常のチェックが必要とされる。

・加算に関するカルテの記入
・特定疾患に関するカルテの記入
・検査と病名の一致
・検査に関する手順(過剰に検査を実施していないか)
・窓口入金とカルテの入金(会計欄)の整合性
・院外処方箋のカルテ内容との整合性
・自費診療内容と会計の整合性

カルテの記入は特に重要である。できる限り詳細に記載するように努力しなければならない。

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