【税務調査】準備に対する会計事務所の不親切な対応

某クリニックに会計事務所より税務調査の連絡が入った。開業して15年になるが、税務調査は2回目8年ぶりくらいである。このところ他でも税務調査の話は多い。税収不足であるから当然ともいえる。前回は、他の税理士事務所で合ったので変わって初めてとなる。税理士事務所は15名程度事務所でこのクリニックの担当者は30代前半、知識的には特に知識が豊富というでもなくごく普通である。

税務調査の準備についての話となった。「書類等どのように準備しておけばよいか」というこである。前回の税務調査では平日の診療日と重なったので院長室で税務調査を実施してもらった。今回は休日なので「どこで調査対応をするのか」という話になり待合室で実施するということになった。「では机を用意しておけばよいのか」という話に「そうですね」と答える。「じゃあ書類はどうしておけばいいの」と聞くと「段ボールにまとめて置いて下さい」と返事。「どこに置いておけばいいの」とさらに質問すると「机の横にでも置いておいて下さい」という。「いやあもう少しこういう流れだからこのように準備をしておいて下さいみたいな話はないの?」と聞くと「どこも皆同じですよ」と税務調査に立ち会う側の不安を取り除くような話はない。

「お茶とかいらないの」(前回は出した。)と聞くと「その日に準備すればいいですよ」と答える。前回はこんなふうだったというと「え、。そんな感じですか?」といかにも私の言う事を聞いておけば良い的な返事である。

さすがに頭にきて「休日でしょ、院長が対応するんでしょ、院長にお茶を入れて出しなさいということ?それと資料にしても、もう少し具体的にこのような感じになることが多いからこのように置いておいて下さいとか、こんなふうにするとやりやすいですよとかそんな話はないの?あなたの言う事を聞いてれば何も問題は起こらないの落ち着いて立会できるようにもっとちゃんと話をしてよ。」と怒り気味に話をすると突然言い方が変わって説明を始めた。

何もないとは思っているが調査を受ける側は決して気分の良いものではない。何も無くてもなんとなく嫌なものである。打合せ終了後、担当者に「いい、税務調査が好きな人いないでしょ!終わるまで誰でも嫌なものじゃない、確かに調査は、その時によってどのようになるかは担当官次第だけれども少なくとも不安を少しでも取り除くような準備をさせてしっかり立会できるような心の準備をさせてくれなきゃだめじゃない。」「手術の準備をするときに不安材料一杯で手術なんかしないよ」「あなたそんな医者がいたら手術頼みたい?頼みたくないでしょ」「何回も立ち会っているならもう少し説明の仕方や対応方法を具体的に教えようとしてくれなければ準備不足で当日バタバタしたらとんでもないよ」「あなたの事務所に対する信頼はなくなるよ」と忠告した。

「すみません」といって帰ったが、「うるさいな」と思っているだろうと考えた。

その後院長と「彼は、きちんと調査の準備しようという気持ちはないですね」「時間が足りなければそのまま受けちゃえばよいと考えてますよ」「調査が終わったら事務所を再検討しましょう」と話して終わった。

第三者として見ていると表面は如何にも仕事をしているように話をする。決算や他の仕事が忙しいから準備が遅くなるという。
しかし、調査を受ける側にとってはそんなことは関係ない。休診日に調査をし、お茶はそっちで勝手に準備しろという雰囲気を出しこっちのやり方が正しいのだから従え的な言い方をする担当者は何かが欠けている。
このような担当者はその場が通り過ぎればよいという考え方を持っていることが多い。沢山心をこめて欲しいとは言わないが、大切な時だからこそもう少し心をこめて対応してして欲しいと思う。税理士事務所を利用している側は、担当者の選択を間違えてはいけない。最後に責任を取るのは自分自身となる。

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