自粛から復活、居酒屋店主からやってますメール?

4月8日に始まった緊急事態宣言、繁華街の飲食街には強烈な嵐となった。横丁でも日に日にお客さんが減って「ちょうど半分、これが3ヵ月続いたら持ちませんよ!」と店主が話していたら1週間ほどしたら連休明けまで横丁のお店のほとんどが休業の貼り紙。利用したお店で営業しているのは中華屋だけになって「ここまで来たか!」自分のテリトリーの変化にさすがにショックを隠せなかった。

緊急事態宣言が延びてこれまた居酒屋は大変だと思っていたら、段々陽性者の人数も減ってきたせいか商店街のお店も開き始めた。それでも時間も限られている。??という感じのメール。誰かと思ったら家族で利用する魚中心居酒屋の店長からだった。営業を始めたの近くに来たら寄って欲しいと書いてある。営業時間を大幅に変更したようだ。皆試行錯誤で何とかしようという感じである。

丁度連続休肝日に挑戦中だったので週末に行こう。仕事を終えてお店へ。「どう?」笑顔で迎えてくれた。もちろんお客さんは誰もいない。今までなら最低1.2組は飲んでいる。メーニューを見ると全てのラインナップは揃ってないが、何時も食べる「南蛮漬、煮魚、刺し盛」はしっかりお勧めに入ったいた。生ビールとホッピーを注文する。「いやあ大変ですよ、とにかくいろいろやってみないと」

「そうだよね~」早速三品注文。ランチも始めたようだ。話はやっぱりコロナばかりになった。ホッピーの焼酎も多めに入れてくれてディープ。注文した品が出てくる度に大盛?オマケ?サービスって感じで何かプラスされている。嬉しくなってもう一杯。そんな感じで飲んでいても次のお客さんが来ない「入って来ないね~」「そうなんですよ!」以前なら考えられない光景が続いて「厳しいね~」

何時もなら次のお客さんが入るまでは帰らない。それも分かっているから「今日は大丈夫ですから」なんて声をかけてくれる。ツキを持って来てあげたいがコロナにはさすがに敵わない。しっかり食べたい魚を食べられて満足して申し訳ないけどとご挨拶してお店を出た。頑張っている姿をみて我々ももっと頑張らなければならないと気合いを入れながら帰った。何とか乗り越えたい!

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